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日本ケアネイル協会とは

一般社団法人日本ケアネイル協会 設立趣意書

 爪を美しく彩るネイルアートは急成長し、ネイル教育を受けたネイリストによる爪の上皮に多様なデザインを施したり、装飾品を付けたりと、見た目の観賞や楽しみだけではなく、高齢者や障害者に向けたネイル施術によるQOL向上の研究成果を出すなど、化粧療法の領域においても重要な役割を果たすようになってきました。

しかし、正しいネイルのケアに関する知識や技術が普及できていないことから、爪の病気に繋がったり、健康を害するまでの爪をした方への対応ができていないことが問題となっています。爪には多くの病気があり、扁平苔癬に伴う爪の変形、尋常性乾癬に伴う爪の変形、癌患者にみられる悪性黒色腫、老人に多くみられる爪甲縦溝・爪甲横溝、爪白泉、爪周囲炎、巻き爪、変形など、治療や手術が必要になることも少なくありません。

上記のような悩みを抱えている人が多くいるなかで、爪のケアだけではなく、爪の病気の予防を含めた「ケアネイル(CARENAIL)」の構築と普及する必要性があると考え、これまでのネイリスト及びこれからネイリストになろうとする方、また、自身の爪にネイルを施術する方のために、実績あるネイル団体と共に一般社団法人日本ケアネイル協会を設立することに致しました。

                                      2022年6月吉日

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